“eスポーツ元年”はここから!「TOKYO GAME SHOW 2018」開催

2018年9月20日より幕張メッセにて「TOKYO GAME SHOW 2018」が始まった。

1996年より毎年開催されている本イベント(通称“TGS”)は国内最大のゲームの総合展示会である。その年の最新トレンド、さらには翌年以降の業界の大きな流れまでも感じることができるほどの熱量が詰まっている。

今年のトレンドは?

TGSには毎年多くの企業・団体が出展する(今年の出展社数は過去最大の668)が、「スマートフォン」や「VR」など、注目トピックが世の中全体に影響を及ぼすほどのものである場合もある。そして、今年は「eスポーツ」がトレンドとして注目を集め、業界内外問わずその広がりが期待されている。

事実、世間一般のeスポーツの認知度は急速に高まっている。まずは今年の2月、これまで国内に存在したeスポーツ関連3団体が統合された日本eスポーツ連合(JeSU)が結成し、これによりeスポーツの普及が加速。『パズドラ』や『モンスト』などプレイヤーの多いスマホゲームからも「プロプレイヤー」が誕生したことは、多くのメディアが取り上げた。今年に入って、テレビやネットで「eスポーツ」という言葉を目にする機会が増えたと感じる人も多いのではないだろうか。

大会を主催するJeSU(一般社団法人日本eスポーツ連合)のスポンサーには誰もが知る大企業が名を連ねる

さらに、国内外で認知が高まりeスポーツの大会やイベントなどが多く開催され始めた。先の第18回アジア競技大会ではデモンストレーション競技として採用され、日本代表が初代王者に輝いたことは記憶に新しい。また、2022年の同大会ではeスポーツ種目が正式採用されることも決定した。まさに「eスポーツ元年」とも言うべき様々な動きが各所で起こっているわけだ。

そのような流れの中開催されるTGS。その年を象徴するものがテーマに選ばれる「TGSフォーラム」の基調講演に目を向けてみる。今年はこのようなテーマ。

<eスポーツが「スポーツ」として広がるためのロードマップ~クリエイティブからファンづくりまで、ゲーム業界が取り組むべき課題と今後の展望>

さらに翌日の専門セッションも5つ中の2つがeスポーツをテーマとしている。ゲーム業界全体としてeスポーツへの取り組みが注目されることが見て取れるだろう。

しかし、本当に流行るのか?と思う人も多いだろう。

流行るとしたらどのように広がっていくのか? 障壁はないのか? そもそもの魅力は? まだ明確には見えてこない細部は、業界のキーパーソンが集結する専門セッションで語られるだろう。そのあたりのeスポーツが持つ可能性については後日改めて掘り下げてみたいと思う。

(TGSフォーラム の公演スケジュールはこちら

TGSの見どころはeスポーツの他にも

閑話休題。

前述したとおりTGSは国内最大のゲームイベント。会場に足を踏み込んだ際の音と光の迫力は他のジャンルのイベントとは一味違った体験ができるだろう。

また、非常に多くのブースやコンテンツが立ち並ぶため、どこに行けばいいのか迷ってしまう人もいるはずだ。今回のレポートでは、TGSで押さえておきたい5つの主要スポットを紹介していこう。

注目スポット①:VRゾーン

まずは、eスポーツステージと場所を同じくする9-11ホールの「VRゾーン」。

今年の目玉はeスポーツだが、昨年話題となったのが「VR」だ。今年もその勢いは健在。むしろ熟成の時を迎え、さらなる可能性を秘めていると言ってもいい。

大企業の実験的なコンテンツの域を超え、中小企業も良質なクオリティのVRコンテンツを生み出している。本会場とは別の並びのホールにあるが、穴場的なスポットとして足を運ぶ価値は大いにある。

注目スポット②:セガブース

ゲームメーカーで注目したいのは『JUDGE EYES:死神の遺言』を発表したセガ。同作ではタレントの木村拓哉氏を起用して、ゲーム内に3DCGで本人を再現していることで話題となっている。

人気作『龍が如く』の開発チームの新作ということで、ゲーム業界でも注目の1本。ぜひその目で確認してもらいたい。

注目スポット③:COOLER MASTER

ブースによってはゲームプレイ者や、来訪者にノベルティをくれるブースも。

PCパーツメーカーのCOOLER MASTERブースでは、ハッシュタグを付けてブース写真やコンパニオン写真をSNSにアップすると、なんとNew Eraとコラボしたオリジナルキャップを手に入れることができる。ぜひ来訪を!

注目スポット④:コンパニオン

最後に、各ブースのコンパニオン。TGSでは恒例の見どころと言っていいだろう。どうしても男性ファンの多い会場に大きな華やかさを与えてくれる彼女たちにも注目したい。

よーく観察しているとゲームメーカーごとに採用するコンパニオンに傾向があるのも見て取れておもしろい。

Xperiaブースのコンパニオンは毎年熱い視線を集めている

注目スポット⑤:eスポーツゾーン及び関連イベント

いよいよ本命、9-11ホールの最奥に控えるeスポーツゾーンで開催されるイベント「e-Sports X」を紹介する。

ステージは「RED STAGE」と「BLUE STAGE」の2つ。対戦型格闘ゲームだけでなく、スマートフォンアプリのゲームなど幅広いジャンルで競技が繰り広げられる。

多額の賞金をかかっていることもあり、トッププレイヤーたちの本気度は凄まじい。しのぎを削るその姿はゲームの枠を超えていて、一度目にするとeスポーツに対するイメージは一変するに違いない。

対象ゲームが『鉄拳』『ストリートファイター』『ウイニングイレブン』シリーズなど日本産の有名ゲームばかりなので、初見でも十二分にeスポーツ観戦を楽しめずはずだ。

開催時間と場所、競技タイトルは以下。

【9月22日(土)】
■RED STAGE
●14:00~16:30
ゲームタイトル「パズドラ」
ステージ名 「パズドラチャンピオンズカップ TOKYO GAME SHOW2018」

■BLUE STAGE
●10:30~13:00
ゲームタイトル「フォートナイト」
ステージ名「FORTNITE エキシビションマッチ in TGS2018(仮)」

●13:30~16:00
ゲームタイトル コール オブ デューティ ワールドウォーII
ステージ名 「コール オブ デューティ ワールドウォーII プロ対抗戦」グランドファイナル

●16:30~19:00
ゲームタイトル「ドラゴンボール ファイターズ」
ステージ名 「ドラゴンボール ファイターズ 日本一武道会」

【 9月23日(日)】
■RED STAGE
●11:00~14:00
ゲームタイトル「ぷよぷよ」
ステージ名 「セガゲームス公式 ぷよぷよチャンピオンシップ in TGS2018」

●14:30~17:30
ゲームタイトル「ウイニングイレブン 2019」
ステージ名「ウイニングイレブン 2019 オンライン CO-OP トーナメント(仮)」

■BLUE STAGE
●11:00~14:00
ゲームタイトル「鉄拳7」
ステージ名「鉄拳プロチャンピオンシップ 日本代表決定戦 Day2」

●14:30~18:00
ゲームタイトル「ストリートファイターV アーケードエディション」
ステージ名「CAPCOM Pro Tour ジャパンプレミア」


開催はすべて一般デーなので、誰でも観戦することができる。

平成最後の夏、TGSから始まる“eスポーツ元年”を身をもって体感してみてはいかがだろう。


東京ゲームショウ2018
日時:ビジネスデイ
   9/20(木)~21(金)10:00-17:00
   一般公開
   9/22(土)~23(日)10:00-17:00
場所:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)


写真・文=原田 貴仁

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