「恋愛したくない」は嘘。恋愛・婚活マッチングサービス「Pairs」と恋愛学が少子化を救う[PR]

最近よく耳にする「今の若者は恋愛しない」。本当にそうなのだろうか。少子化や未婚者の増加は相変わらず解決しない問題だが、婚活パーティや結婚相談所、マッチングサービスなど、恋愛や結婚を支援する新たなビジネスは勢いを増している。
そこで今回は、早稲田大学で「恋愛学」の講義を行う政治学者・森川友義教授と、日本と台湾で最大級の恋愛・婚活マッチングサービス「Pairs」を運営する株式会社エウレカの中村裕一取締役の両氏に、現代の恋愛の実態について語ってもらった。

累計会員数が700万人を超えるPairs。様々な取り組みでマッチングサービスのイメージを刷新。先日公開されたイメージ動画にはPairsで誕生した88組186名のカップル・家族が参加した

左奥:中村裕一氏、右手前:森川友義氏
少子高齢化が進み、2006年以降人口が減少し続けている日本。それに対し、早稲田大学の森川友義教授は「少子高齢化問題の根源は未婚者の増加にある。いかに未婚者に恋愛させて結婚させるかが重要である」と語る。
他方、中村氏が取締役を務めるエウレカが運営する恋愛・婚活マッチングサービス「Pairs」は、日本・台湾・韓国で累計700万人以上に利用され、国内では少なくとも年間約4万人の恋愛を成就させている。その実績について森川教授は「社会的意義が大きい」と捉えている。
アプローチこそ違えど、恋愛を通して社会に大きなインパクトを与えている両氏。なぜ若者は恋愛をしないのか、実態が見えづらい恋愛・婚活マッチングサービスとは何か、モテる要素とは何かなど、恋愛を様々な観点から考察すると、恋愛が日本を救うとさえ思えてくる。

「若者は恋愛をしたがらない」は嘘。誰でも恋愛をしたがっている

――まず、森川教授が講義をなさっている「恋愛学」についてお聞かせください。

森川 世間的には恋愛学者なのですけれど、本来は政治学者です。日本が抱える政治問題の中で最も深刻なものが少子高齢化。何が原因になっているのかを遡っていくと少子化問題があり、日本の人口は2006年をピークにして劇的に下がっている現状があります。
この先どの程度下がるのか。今後30年あまりで約2,500万人減少し、日本の人口はおおよそ1億人になってしまうわけです。約2,500万人いなくなるというと実感がわかないとは思いますが、だいたい栃木県から北、北海道まで合わせた人口がいなくなってしまうということになります。

中村 かなりインパクトのある数字ですね……。

森川 はい。これは大きな問題です。いかに未婚者を恋愛させて結婚させるかということをわれわれ政治学者も考えないとならない。
そこで、恋愛に着目し、恋愛を科学的に学問し、若者をいかにモテさせて、恋愛させて、結婚させるかという「恋愛学」を立ち上げました。

中村 よく「今の若者は恋愛をしない」と言われるようになりましたが、一体どういうことなのでしょうか?

森川 「若者は恋愛をしたがらない」というのはまったくの誤りです。恋愛に興味がないということは人間の構造上ありえない。とくに若い男性の場合、1日~2日すると精子のタンクがいっぱいになってしまう構造になっていますよね。女性の場合はおおよそ28日前後に一度、生理がきます。男女ともに恋愛に意識がいくものなのです。

中村 とは言え、実際のところは「恋愛をしたくない」という人も少なからずいると思いますが。

森川 「恋愛をしたくない」ではなく、「恋愛ができない」のはずです。自分の理想があって、理想が得られなくて、恋愛ができない。つまり自分はモテない。でもモテないということを認めたくないものですよね。この現象を心理学の用語で「認知不協和」と呼んでいます。
自分のあるべき姿と現実を比べると、そこに矛盾点、齟齬が生じているわけです。その齟齬を埋めるために別の口実を使って自分を正当化する。たとえば、同性の男友達とつるんだ方が面白いとか、女子会をしている方が楽しいとか。したがって、誰でも恋愛をしたいという願望はあるわけです。

中村 口実ということですね。ただ、それなのになぜ恋愛・結婚する人が減っているのですか?

森川 一番大きな問題は若者の数が減ってしまっているということです。
たとえば、1960年の日本人の平均年齢は28.5歳でした。道を歩いていても若者に「自然に」出会うことが可能だったわけです。ところが、現在の日本人の平均年齢は46歳になってしまった。ということは道を歩いていても、おじさんやおばさん、おじいちゃんやおばあちゃんにしか出会えないのです。出会いというものが非常に難しい時代になっているわけです。

中村 僕は今31歳なのですが、60年代だったらすでにおじさんの部類ですね(笑)。

森川 そうなりますね(笑)。そこに拍車をかけているのがお見合い結婚の減少。1930年代には恋愛結婚をした人がたったの13%しかいなかったほどお見合いは頻繁でしたが、それが戦後から減り始め、現在ではだいたい5%くらいになってしまいました。恋愛結婚が主流になっています。
そして、現代人のコミュニケーション能力は減退している。スマホの登場でメディア接触時間が増え、1日に1人でいる時間がすごく増えてしまったわけです。日本のみならず海外でもまったく同じ現象が起こっていますけれど、そうなるとコミュニケーションはますます低下する。仮に異性に出会えたとしても関係がうまく発展しづらいのです。

中村 それはPairsの開発・運営に取り組んでいて感じますね。マッチングしたお相手とのメッセージが続かないという相談が、お客様からカスタマーケア宛てに届くことがあります。様々な原因があるとは思いますが、メッセージ上でのやりとりであってもコミュニケーションという点では変わらないので、その得意・不得意も関係しているはずですよね。
「草食男子」や「肉食女子」が増えているのも関係していますか?

森川 「草食」・「肉食」って言葉は意味不明なので使わないのですが、確かにアグレッシブな女性は以前からいましたが、そのような女性は数でいうと減っています。残念ながら、男女ともにコミュニケーション能力は下がってきています。

恋愛において男性は年齢と顔を見て判断。女性はより多くの情報を欲する

――Pairsのサービス上でコミュニケーションについて意識していることはありますか?

中村 会話のきっかけになったり、価値観が一緒だと感じられたりすることで恋愛をしやすくしようということで、「コミュニティ」と呼ばれる機能に力を入れています。趣味や価値観、ライフスタイルって人それぞれ無数にあるじゃないですか。それら全てを僕たちサービス提供側で網羅することはできないので、CGM(Consumer Generated Media)を導入しています。CGMでコミュニティを提供しているのはマッチングサービスの中でPairsだけなんですよ。

森川 CGMというのは?

中村 コンテンツをサービス提供側が作るのではなく、ユーザー自身で作ることができるものです。たとえば、クックパッドなどがそうです。ユーザー投稿型なのでどんどんコンテンツの数が増えて、ニッチなものから最新のトレンドまで、情報がどんどん追加されていくのが特長です。なので、自分を表現する「タグ」のようにそれらを登録することで、よりありのままに内面も表現することができるんです。

森川 すごいですね。とくに女性にメリットのあるシステムです。

中村 女性にですか?

森川 男性が異性を選ぶ場合、顔と年齢が重要ですが、女性はより多くの情報を得ようとする。恋愛をするには五感のプロセスが必要なのですけど、男は視覚が優れていて、女性は残りの4つが優れています。目で見て(視覚)、会話して(聴覚)、相手の体臭を嗅いで(嗅覚)、手を繋いで(触覚)、キスをする(味覚)という手順を踏みますが、女性は視覚より先の段階を重視するので、CGMは女性にたいへんメリットがあります。

中村 なるほど。

目の前でチョコレートを食べてもらうと恋愛成功率が上がる

――五感という点では、Pairsではイベントも行っていますよね。

中村 Pairs会員を対象に、趣味をテーマにしたマッチングイベントを開催しています。共通の趣味があることが前提なので会話のきっかけが必ずあるのと、Pairs会員同士という点での安心感もあって、とても多くの反響をいただいています。

森川 昔でいうオフ会みたいなイメージですね。

中村 そうですね。街コンのようなイベントの場合、コミュニケーションが上手な人が優位になりやすいのですが、僕たちのイベントでは共通の趣味をテーマにすることで、コミュニケーションの得意・不得意とはできるだけ関係なく、誰もが会話のきっかけがある場所になるようにしています。

森川 さっきの五感のプロセスの観点から言っても効果的ですよね。スマホの中の世界は視覚しかないわけですから、実際に会うとなると聴覚と嗅覚も使える。情報がたくさん入ってくるので相手を選びやすいですね。
実際にこれまでどんなイベントを開催したのですか?

中村 KIRINとのコラボで、ビール好きな男女向けにクラフトビールについて学びながら飲み比べができるイベントを開催し、フエルサ ブルータとのコラボでは、話題の体験型エンターテインメントということで、音・光・風・水・映像を駆使した幻想的な世界をガイド付きで鑑賞いただき、その後別会場でゆっくり食事と交流ができるマッチングプランでした。ピエール・エルメ・パリとのコラボでスイーツ好きな男女向けにチョコレートを使ったデザート作りができるイベントを開催しました。

森川 チョコレートはいいですね! フェニルエチルアミン(PEA)という成分が含まれているので、食べるとドキドキする。それが恋愛のドキドキと錯覚して恋愛がうまくいく確率が上がるのですよ。

中村 じゃあデートでは、まず男性はチョコレートを女性にプレゼントするのがいいんですかね?

森川 そうそう。でも、目の前で食べてもらわないとだめですよ。その場で食べてもらって、ドキドキさせて、恋愛感情と錯覚させるっていうのが重要となります。

中村 僕もすぐ試します(笑)。

森川 Pairs内でモテ要素みたいなのはあるのですか?

中村 男性も女性もプロフィール内容の作り方次第ですね。そのうち、登録するコミュニティの種類や数はとくに重要です。男女どちらも会話のきっかけを探しているので、共通の話題がない人には「いいね!」を送りづらいんです。

森川 価値観が一致しているかどうか、というところですね。

中村 僕たちはサービス上で出会うきっかけを用意することはできますが、そこから先は他の出会い方と同じなので、ある程度の努力が必要になります。
経験にもよるとは思いますが、その点も含めていかにサポートできるかというのもPairsにとっての課題ですね。最初のデートは夜の時間帯であってもカフェがオススメとか、このお相手だったらこのお店に連れて行ってあげると会話も盛り上がるんじゃないとか。そこまでレコメンドできるようになると、テクノロジーが持つ可能性を最大限に生かせると考えています。

森川 今でも十分にインパクトは大きいですよね。Pairsの累計会員数は700万人以上いるのですよね?

中村 男女比率は、男性が6割、女性が4割となっています。2016年にPairsで恋人ができた人は国内で年間約4万人にのぼり、1年後に彼らを対象にその後の状況を調査したところ、全体の約50%にあたる約2万人の人が結婚、もしくは結婚を予定していることがわかりました。

森川 2016年の日本の婚姻件数が約62万件なので、Pairsの2万人というのは日本を動かせるほどの数字です。社会的に意義がありますね。

中村 Pairsをきっかけに交際をスタートしたり、結婚をして家族を持ったりする方々の数はもちろん、彼らが「幸せレポート」としてPairsに寄せてくださる声が増えるにつれて、サービスとして少子高齢化問題も徐々に意識するようになりましたね。
サービスとしては、たとえば、会員のみなさんがPairs上でレコメンドされた3人ほどに「いいね!」を送って、そのうちのたった1人とマッチングして、交際したり、その先の結婚を選択できるのが最高のユーザー体験だと思っています。このたとえをそのまま実現するのはさすがに難しいかもしれませんが、そこを目指していきたいですね。かけがえのない人との出会いを生み出して、日本に恋愛・婚活マッチングサービス文化を定着させられるように、そして社会が抱える課題の解決に大きく貢献できるように、成長していきたいですね。


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中村 裕一(なかむら ひろかず)※写真左
株式会社エウレカ取締役CPO/CMO。
2011年、横浜市立大学大学院を中退。その後、株式会社エウレカに入社し、大手化粧品企業向けの口コミ広告事業に従事。2012年には同社マーケティング事業部のマネージャーとして、企業のFacebookを活用した集客支援を行う。
Pairsの立ち上げとともに、Facebookページの集客事業の立ち上げ、1年間で250万人を超えるファンを獲得、リーチ数で国内No.1ファンページに育てる。

森川 友義(もりかわ とものり)※写真右
早稲田大学国際教養学部教授。
1955年生まれ、群馬県出身。2008年より早稲田大学において「恋愛学」の講義を行い、書籍や雑誌での執筆、テレビ出演でも活躍。
1月30日には、「黄昏流星群」(弘兼憲史著)を分析する書籍「黄昏流星群学~54歳からの恋愛聖書~」(弘兼憲史との共著、小学館)を発刊した。


提供=株式会社エウレカ
写真=田中 利幸
取材・文=組橋 信太朗







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