14 Till I Die vol.17:下妻宏平さん(41) 地方テレビ局員の音楽

14歳の時によく聴いていた音楽が、その後の音楽の好みに最も重要な影響を与えるという研究結果が、2018年2月ごろNY Timesで発表され話題になりました。 ※https://www.nytimes.com/2018/02/10/opinion/sunday/favorite-songs.html
それを受け、著名人から一般人まで、様々な人に聞いてみよう!という本連載企画。

地方テレビ局員として東京に単身赴任中(かつDJとしても活躍中)の下妻さんに登場いただきます。またまたおじさんがフラれております。
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プロフィール画像

Birth:1977 / Gender:男性

地方テレビ局員

下妻 宏平

福岡生まれ福岡育ち、少し東京を経て福岡の企業に就職、そして今また東京暮らし中。Instagram

Age 14 / 1991
おもかげ色の空 / かぐや姫



小学生の頃、夜遅くまで起きているぞ俺は!という陶酔感のとなりには、いつもテレビの深夜番組がありました。

『夢で逢えたら』『ギルガメッシュないと』そして『いかすバンド天国』。中でも通称イカ天はマセガキの虚栄心を満たすには最高の番組で、これをきっかけに私自身にも空前のバンドブームが到来するわけです。

その流れで、中学入学と同時にハードロックやガレージロックなどの洋楽に手を伸ばした私はといえば、一方で家族と出かける際にカーステレオから嫌気がさすほど繰り返し流れてくるフォークミュージックにも大きな関心を寄せておりました。

静と動。

この揺れ動く思春期の衝動を両極端な音楽によって落ち着けるという手法は、のちの音楽に対する雑食性を育てたのだ、いやそうに違いないと今となっては思います。

さてそのカーステから流れてくる曲の中で最も印象深かったのが、このかぐや姫です。4畳半フォーク、しかもこの曲に至っては歌詞内容が「フラれてどっぷり未練がましい男の話」なのですが、曲調はカラッとしたメロディーだった(しかもライブ盤などを聴くと何時ものように南こうせつが「ヒャッフィィィィィ!!」と陽気な合の手を入れる)ため、大人は辛いことがあってもこんな曲を歌いながら明るく忘れていくのか……格好いい!という謎の価値観が生まれてしまい、学生の頃はフラれるたびにこの曲を口ずさみながら明るく忘れようと努めたものです。

加齢とともに知恵もつき、そんな事をしなくても傷は癒せる(主に酒で)となりましたため、今となってはこの曲はただただ「嫌なことを思い出す呪いの曲」となってしまい、現在はまったく聴くことはありません。また曲のデータを探ってみましたが、残念ながらオルゴール版しかありませんでした。聴きたい方はフィジカルの盤をお買い求めください。

Age 41 / 2018.09.13
さよーならあなた / カネコアヤノ

先ほどの曲に対比して選びました。別にフォークミュージックでもないし、フラれた歌でもないのですが、あの頃から30年近くが経過して、ああそうそう、こういう感じが似てる!(独自の感性で)という感覚が蘇ったということでこちらの曲をご紹介いたします。確かどこかの飲み屋さんで教えてもらったと記憶していますが、曲との出会い方はフォーク。ちなみにそれ以外はハワイアンばかり聴いて過ごした平成最後の夏でした。

#AGE14

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