14 Till I Die vol.07:PAPICOさん(36)シンガー兼バー店主の音楽

一説によると、14歳の時によく聴いていた音楽が、私たちの音楽の好みに、最も重要な影響を与えるという。(NY Times / The Songs That Bind

「音楽は人の内面を映す鏡」というのは言い過ぎかもしれないが、音楽遍歴を紐解けば、その人の人となりがなんとなく伝わってくるもの。この企画では、様々な年齢、職業の人たちに、「14 歳の時に聴いていた曲」と「いま聴いている曲」を挙げてもらう。
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Birth:1982.03.14 / Gender:女性

シンガー / Bar&… miiiii店主

PAPICO a.k.a Mamimor

Rhythm&Bluesを歌いながら、渋谷1丁目で酒場を切り盛りしています。大阪府八尾市出身。
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Age 14 / 1996-1997
モンキーガール 豪華客船の旅 / DREAMS COME TRUE



1996年。3月生まれの私が14歳だったのは中学3年生。近所の美容院で有線のHIT100みたいなのをカセットにダビングしてもらって、とにかく流行りの曲を聴きまくっていたので、1曲を挙げるというとやっぱり難しい。けど、「聴いてた=歌ってた」と私の解釈にしてみると、やっぱりドリカムかな。

時代は小室ファミリー全盛期。安室ちゃんが女子中高生の“神様”だったけど、ファッション的にはJUDY AND MARYのYUKIちゃんに憧れていた私は、カバンにパンダのぬいぐるみをつけていた。でも、周りの大人の影響もあり、歌が上手いのはやっぱりドリカム! ってことでドリカムのアルバムをひたすら流しては一緒に歌っていた当時の私。

この「モンキーガール」はアルバム曲のシリーズになっていたけど、96年に出たこの『豪華客船の旅』が一番好きだし一番聴いていた(もちろん歌ってもいた)。その後も好きな人ができて恋に落ちるたびに歌ってた曲。女子中高生の“神様” 安室ちゃんはというと『Don't wanna cry』や『SWEET19BLUES』をこの年に出していて、それまでの曲よりたいぶグッときていたことを思い出す。改めて今聴いてもカッコイイ!

私がブラックミュージックに本格的に出会うのはもう少し後。そこはやっぱりLauryn Hillだったわけだけど、彼女を知った後に当時の吉田美和や安室ちゃんの映像を見返すと、ビジュアル的にローリンの影響を受けていたのが分かって嬉しく思った。

当時、もう一つの音楽の情報源として「お父さんがFMラジオでチェックしてきた曲」たちがあって、その中で大きな衝撃をうけたのはUAの『情熱』。そうやって友達と仲良く流行りの曲も聴きながら、少しずつブラックミュージックの匂いがするものを吸収し始めた14歳。

Age 36 / 2018.06.25
Where Did I Go? / Jorja Smith

ここ20年近くの不動のマイ アイドルはErykah BaduとLauryn Hillのツートップ。この人たちは一生聴くとして……。最近はもっぱらAPPLE MUSICで音楽をチェックしている。もう少し若い頃は音楽に対して衝撃を求めることがほとんどだったけど、今は自分に馴染む音楽を好んでチョイスしているかも。なんでもかんでも聴きすぎるので、たまによく分からなくなるけど、このJorjaちゃんはその中でも体が反応した。

この後も、誰か分からないまま聴いて良いと思った曲を調べてみると、また彼女。シングルの『On my mind』だった。今っぽいサウンドだけど、「ビート、おもっきり2stepやん!」みたいな。心の中で思わず感嘆の声を上げた。

2000年頃にクラブでよくかかっていたような音楽が今の音楽に昇華されていると、やっぱり体が反応してしまう。Jamila woodsのリミックスをTHE ROOTSがやっているのとか。他にはH.E.RやDaniel Caesarも好きでよく聴きいているし、お店のBGMにするにもエレクトロなR&Bはぴったり。日本人だとんooon(ふーん)が好きです。かっこいい!!

#AGE14

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