14 Till I Die vol.06:三浦雄馬さん(28)海外起業家の音楽

一説によると、14歳の時によく聴いていた音楽が、私たちの音楽の好みに、最も重要な影響を与えるという。(NY Times / The Songs That Bind

「音楽は人の内面を映す鏡」というのは言い過ぎかもしれないが、音楽遍歴を紐解けば、その人の人となりがなんとなく伝わってくるもの。この企画では、様々な年齢、 職業の人たちに、「14 歳の時に聴いていた曲」と「いま聴いている曲」を挙げてもらう。
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Birth:1990.11.29 / Gender:男性

オーストラリアで自営業

三浦 雄馬

オーストラリア、東海岸田舎町サンシャインコースト在住。昼は寿司屋、夜はレストランマネージャー、週末はたこ焼き屋経営にタクシー運転手、その他シェアハウス経営もしている。バイリンボーイ。
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Age 14 / 2004-2005
Always / Blink182

14歳当時、音楽漫画「BECK」のアニメ版が深夜の時間帯で放送されていた。BEAT CRUSADERSが歌う主題歌「HIT IN THE USA」を聴いた瞬間にロック、バンド、アメリカ、ついでにBECKの虜になった。それまでは知っている音楽なんて学校の校歌、せいぜいテレビでよく聴く流行歌くらいのものだったけど、「HIT IN THE USA」を聴いた次の日には、近所のTSUTAYAに走って行って、洋楽アーティストの棚に並ぶCDをアルファベットの「A」から順番に聴き始めた。「A」だけでも聴いたアルバムの数はゆうに100を超えて一苦労だったが、それは「B」の中間で突然終わる。

Blink 182との出会い。僕はパンクロックと出会った。それまでの平凡でありながらも充実していた僕の人生が、足元から崩れ去った瞬間だった。もう、どうでもよくなった。何かを我慢するなんて馬鹿らしい。好きなことをして生きようと思った。

おかげさまで、今は自分の人生を精一杯生きている。そしてなぜか、オーストラリアにいる。気の向くまま、規模はまだまだ小さいが、起業もした。だから今でもたまに思う。もしもあの時、あの曲を聴いていなかったら、僕は今頃そこそこの会社に勤めて、そこそこの恋愛をした後に結婚して、そこそこ裕福な家庭も持った平凡な暮らしを送っていたのではないか。そっちの方がよかったのか? なんてことは、まるでない。

Age 28 / 2018.06.15
Don’t look back in anger / Oasis

パンクに出会ってから15年。音楽の趣味は全く変化はない。ロック、パンクこそ至高。14歳からプレイリストを作るようになって、当時はMD、今はSpotifyを使って相変わらず作っている。かなりの量のプレイリストをかなり私的に作ってきたが、いつも立ち返るのは、あの時の原点の曲たち。15年も経てば、それぞれの曲にいろんな思い出が積み重なっていく。純粋に曲の力に圧倒されながらも、時にはタイムカプセルのように各時代の僕の感情を届けてくれる。

そんなわけで、当時聴いていた曲を今も同じように聴いていて、たまたま今日聴いていたOasisも14歳の時に作ったプレイリストに入っている1曲。「Don't Look Back In Anger」は当時の僕にとってはただのかっこいい曲でしかなかったけど、今は、別々の道を進むことになった昔の恋人のことを思い出させてくれる一面も持つ曲になった。英語を理解できるようになった今、一段と歌詞とメロディが心に染み入る……。

#AGE14

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